こんにちは。
今回は、大学を舞台とした映画のサイトをご紹介します。
そして、その中でもとびぬけて爆笑物の『アニマル・ハウス』について書きます。
【目次】
1.大学を舞台とした映画
2.『アニマル・ハウス』
3.日本の大学も
4.今までの投稿
1.大学を舞台とした映画
(最終更新 2013年4月19日 (金) 09:00 )
・80年代から現在まで!各年代の大学生を描いた映画12選(citar)
(「ヒポクラテスたち」画像引用:allcinema)
(「ある愛の詩」 画像引用:Amazon)
(「ソーシャルネットワーク」 画像引用:KINENOTE)
(「ハチミツとクローバー」 画像引用:アスミック・エース公式サイト)
大学時代は、自分と社会との関係を考える時期です。
・自分は卒業後にどのように社会と関わっていけばいいのだろうか?
・自分の今までの生き方を社会でも貫けるだろうか?
・自分が働ける場所はあるのだろうか?
戸惑うこと、迷うことが多いですね。
自分一人だけで悩まずに、映画を通してヒントを得て欲しいものです。
2.アニマルハウス
大学生活を「おちこぼれ」側から描いた傑作!
何度見ても笑ってしまう痛快映画です!
(画像引用:Amazon)
1978年上映のアメリカ映画。
時代設定は1962年です。
この年にマリリンモンローが亡くなり、ボブディランがレコードデビューを果たしています。
ケネディー大統領が苦悩する多くの写真は、同年10月から11月のキューバ危機の際に撮られたものだと思います。
(画像引用:楽習社)
映画の概要は、
物語は60年代初頭,アメリカ北東部にあるフェーバー大学のキャンパスが舞台である…
校内ではインテリで格式高いサークル「オメガ」と,落ちこぼれの学生が集まるサークル「デルタ」が熾烈な抗争を繰り広げていた.
学内で騒ぎを巻き起こす「デルタ」に手を焼いた学長は「オメガ」のメンバーと組んで,荒くれ学生達を追放しようと企てる.
ベルーシが演じる「ブルート」を筆頭に「デルタ」のメンバーは本当にどうしようもないダメ学生ばかりである…飲んだくれるわ,女子寮を覗くわ,試験でカンニングはするわ,度を超したいたずらをするわ,最低な問題児の集まりである.
しかしながら現在で言う”セレブ”を気取って学長や市長がバックについている「オメガ」のエリート集団よりも,羽目を外しはするが「デルタ」の学生達の方が個性的で自由奔放で,よほど人間らしく若者らしく感じられる.
そして「男は怒らず黙って仕返し」という誠に素晴らしい「デルタ」のスタンスに基づいて,鼻につく権力者達がこっぴどく痛めつけられて大混乱に陥るシーンは痛快の一言に尽きる.
以上、『8時だヨ!映画劇場 第37 回』からの引用でした。
なお、社交組織でもある寮が大学生活を決めるとも言っても良い事情については、以下のサイトを。
・アメリカ留学を映画で予習! 永遠の大学映画ナンバー1 『アニマル・ハウス』(アメリカ大学ランキング)
ご覧のように、この映画に政治性は読み取れません。
「エリート×落ちこぼれ」、「大学経営者×落ちこぼれ学生」の構図が愉快です。
3.日本の大学も
「教学の責任者である学長」が「経営に対しても重い責任を持つ」というアメリカの大学運営が、当時新鮮だったことを思い出しました。
昨今は、リーダーシップ(学内統治能力)が学長に求められています。
「科学研究費による餌で大学を釣る」のと双璧をなす、文部科学省による大学支配政策の一環でしょう。
いよいよ大学の特徴と教員の自由が奪われていっていますね。
4.今までの投稿一覧