18.「ことわざ」から大学運営を問う

こんにちは。

暑くて頭の中でゆで卵ができました。

何も考えられないので、

今日はことわざを基に、大学運営の皮肉を書きます。

皮肉というより単なる愚痴かもしれません。

 

 

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【目次】

1.大学運営を失敗するための「ことわざ」

2.今までの投稿一覧

 

1.大学運営を失敗するための「ことわざ」

 

 

百聞は一見に如かず  

・・・受験生様、オープンキャンパスでの模擬授業は、お上手な先生がなさっています。「一見」を信じこまないでね。

 

時は金なり  

・・・文部科学省の政策はころころと変わりますから、「今が変革のときだ」と判断したならば、すぐに実行のこと。おっと、教授会対策のために事前の根回しを忘れないように。

 

二兎を追う者は一兎をも得ず  

・・・集中と選択を誤る大学は多いです。あれもこれもに経費と労力をかけます。結局、大学の特色が際立たずに、学内は消耗するだけです。

 

三日坊主  

・・・理事長と学長の威勢の良い掛け声。三日間でチェックをしないことが知れ渡り、四日目には面従腹背。

 

塵も積もれば山となる  

・・・「彼は彼女は人が好いから、今回のミスは許そう」「彼は彼女は前職の評判が良いから採用してみよう」が積み重なるという定番の人事。

 

知らぬが仏

・・・本人だけが息巻いていて、周囲は内心しらっとしていますが、念のため「それも一案ですね」とは言っておくのが礼儀というものです。

 

花より団子  

・・・良いカリキュラム作りよりも、何よりも受験者集めが関心事の今日この頃です。

 

 

・・・受験生が集まらない→小手先の改革をする→受験生には分かりにくい→受験生が集まらない→さらなる改革を断行する→そして、だれもこなくなった。
虎の威を借る狐
・・・学内を説得するためには、受験産業の予測とか文部科学省の方針を表に出すと良いですかな?
・・・「学部再編」→「新学部設置」→「就職率UP」→「受験生倍増」

 

 

残り物には福がある  
・・・残り物はありません。一般入試を当てにせず、推薦入試とAO入試で入学者を確保しましょう。

目の上の瘤  
・・・学長「理事長にもっと現場を知ってほしい」。理事長「理念ばかり言う学長さえいなければ」。

 

 

風が吹けば桶屋が儲かる

・・・グローバル化がすすむ→大学受験率が欧州並みに上がる→定員が充足する→経営安定→新学部設置→当然、コケル→収支悪化→人気大学と吸収合併→教職員が左遷。

 

 

ことわざの引用は,
例えが的確すぎる「ことわざ」ランキング(gooランキング)

 

 

愚痴を書いていたら、いよいよ暑くなってきました。

そして、脱力感。

このへんでオシマイ。

 

 

・・・・・・それにしても、疲れたぁー、夏バテでしょうか。

 

・・・・海に行きたいです。

 

 

コロナ感染に気を付けて、家でYouTubeを楽しみます。

 

2.今までの投稿一覧

 

18.「ことわざ」から大学運営を問う

17.教員免許更新制、廃止の方向へ

16.懲戒後の人事:室伏広治スポーツ庁長官を支える次長

15.大学入試で受験生に求める学力とは? ーアドミッション・ポリシーは各大学に任せよー

14.オリンピックへのボランティアを大学に通知した高等教育局長は今?

13.入学定員の厳格化で救われた不人気大学

12.新自由主義を取り入れた大学の失敗

11.(結果公表)「大学無償化法」の対象となる大学とは?

10.リクルートキャリアの問題点

9.「大学無償化法」の対象外となる大学とは?

8.新学部の作り方と官僚の大学への天下り

7.大学を舞台とした映画 と 『アニマル・ハウス』

6.専門職大学の審査結果から読み取れること

5.「オリンピック」を御旗にする文部科学省

4.文部科学省による大学調査結果

3.大学授業料減免は、大学に負担させよ。

2.アメリカンフットボールと日本型組織

1.京都大学の立て看板撤去について

 

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